2019年10月20日
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城下町として栄えた歴史ある町、愛媛県・松山市を最大限楽しむ!サクッと楽しめるおすすめスポット

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みなさんこんにちは!ワーケイターズ運営事務局です。

本日は、ワーケーション先に「愛媛県・松山市」を選ばれる方のために、城下町を中心に松山市の観光めぐりをご紹介します。

城下町として栄えた歴史ある町、松山市。一年を通じて、温暖な気候のため、四季折々の趣があります。この町の観光名所には全国的に知られた松山城や道後温泉をはじめ、最近では、雲の上のミュージアムような比較的新しいスポットも注目を集めてます。

瀬戸内海を一望できる松山城

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標高132mの勝山の頂に築城した平城「松山城」。その見どころは、何と言っても 日本にわずか12ヶ所しか現存していない「天守」 でしょう。城内の建築物では、乾櫓、隠門など21ヶ所が所が国の重要文化財に指定されています。

天守まではゆっくり歩いて行けますが、急ぎの場合はロープウェイを利用することもできます。ロープウェイの運行時間は約3分。8合目の長者ヶ原まで登り、そこから歩いて、約20分で天守に着きます。 天守からは、松山市街や瀬戸内海が一望 でき、ひととき旅情に浸ることができます。城内には茶屋もあり、ゆっくり飲食が楽しめますよ!

<基本情報>
松山総合事務所 松山市大街道3丁目42-46
TEL 089-921-4873

大衆に愛され続ける国の重要文化財ー道後温泉

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3000年の歴史を持つ日本最古の温泉、道後温泉。その代表格が道後温泉本館。松山と言ったらココ!というイメージの方も多いのではないでしょうか?

明治27年(1894)に改築され、1994年には国の重要文化財に指定されています。木造三層楼の浴場で、神の湯(かみのゆ)と霊の湯(たまのゆ)の2種類、休憩室は3室あります。

水質は、アルカリ性単純泉で、なめらかなお湯は湯治、美容として人気。42度の適温が身も心も癒してくくれます。

休憩室の一つ目が、55畳と広さのある神の湯2階席。世界中から観光に訪れた方がワイワイ過ごしており、少し不思議な空間です。そして二つ目が、すこし小さめ25畳の霊の湯2階席。こちらは、家族連れに適しています。どちらも、湯上りには、お茶とせんべいのサービスが受けられます。3つ目は、霊の湯3階個室。湯上りに道後の町並みを眺めながらのんびり過ごせ、お茶と坊ちゃん団子のサービスもあります。 

湯上りの後は、 温泉から道後温泉駅まで続く「道後ハイカラ通り」 で食べ歩きを楽しみましょう!クラフトビールや和菓子、スイーツと女子に大人気の飲食店も並んでいますよ。

<基本情報>
道後温泉事務所 松山市道後湯乃町5番6号
TEL 089-921-5141

近代日本を知るー坂の上の雲ミュージアム

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松山の観光で人気上昇中のスポットが、坂の上の雲ミュージアム。三角形の独特の外観を持つモダンなこのミュージアムは、世界的な建築家安藤忠雄氏の設計によるもの。特に空中階段と呼ばれる柱のない階段は、必見の価値があります。

また、このミュージアムは 国民的作家司馬遼太郎の「坂の上の雲」 をモチーフにしており、松山出身の3人・秋山兄弟と正岡子規の足跡や明治の日本を直筆資料や映像やパネルで紹介しています。特に明治20年頃の資料を展示した展示室は、当時の世相が分かり、見ごたえがあります。

<基本情報>
坂の上の雲ミュージアム 松山市一番町3丁目20番地
TEL 089-915-2600

松山の名所めぐりは、路面電車と坊ちゃん列車でGO!

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伊予鉄道の路面電車は、JR松山駅から松山市駅、大街道、道後温泉駅までを接続し、市民生活だけでなく、市内観光には最適な交通手段です。この市内中心を回る電車は、4車線あって、どこで乗り降りしても料金は160円。1DAYチケットは500円で、路面電車を一日楽しめます。午前8時から午後8時までは、約10分置きに走っているので、乗り過ごしても安心ですね。

その路面電車の一部区間を約1時間ごとに走っているのが、「坊ちゃん列車」。明治21年から約67年間、 松山市民の足として活躍した蒸気機関車をモデルにした列車 です。その名前は、夏目漱石の小説「坊っちゃん」に登場し、主人公の坊っちゃんが乗ったことに由来します。列車の電化に伴い、一時はその姿を見られなくなりましたが、環境問題などをクリアし、2001年に復元されました。

エンジンにはディーゼル駆動方式を採用。蒸気機関車特有の煙は、水蒸気により再現され、古き良き時代を思い起こさせて、今では松山の観光のシンボルになっています。

<基本情報>
伊予鉄道鉄道課 松山市湊町4丁目4番地1
TEL 089-948-3323

小さな楽園の島ー 野忽那島(のぐつなじま)

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松山の観光で自然を楽しみたいなら、瀬戸内海に浮かぶ絶景の島、野忽那島がお勧めです。

この島は、瀬戸内海の忽那諸島の一部で、有人島の内では一番東、四国本島側にあり、周囲5.7kmの小さな島です。 アクセスは松山市駅から高浜駅まで電車で20分ほど、駅の前の高浜港からフェリーで約50分でたどり着けます。

観光客に人気があるのは、島の北側の皿山山頂にある皿山展望台。標高71.4メートルからは360度のパノラマ。そこから眺める瀬戸内海はまさに絶景そのものです。観光地化されていない、のどかな穴場的スポットです。

島内には歴史文化に関する観光スポットもあります。野忽那小学校もその一つで、瀬戸内シーサイド留学という制度を導入して、毎年数名の子どもたちを日本各地より受け入れて、島での生活を体験しているそうです。その小学校から少し離れたところには、 美しい砂浜広がる「ヌカバ海水浴場」 があります。人影も少なく、プライベートビーチ感覚でゆったりとしたひと時を過ごせます。

また忽那諸島の中では、貴重の遺跡「丸山古墳」があります。ここからは鹿角装の刀や鉄剣・人骨などが出土しており、松山市指定史跡となっています。

<基本情報>
中予地方局商工観光課 松山市北持田町132番地
TEL 089-909-8760

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