2019年11月22日
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異国情緒を感じられる港の街、長崎。あなたの次の目的地は、ココかも!

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みなさんこんにちは!ワーケイターズ運営事務局です。

本日は、ワーケーション先に「長崎県・長崎市」を選ばれる方のために、おすすめのリフレッシュスポットをご紹介します。

長崎市はご存じの通り、オランダとの貿易拠点となった出島がある地域です。そのほか中華街や教会など異国情緒を感じられる港の街です。小高い丘に囲まれた地形によって独特の風景が広がっています。

福岡県・博多駅から特急を使って約2時間半で着くことができる長崎市。この記事では、長崎市に行ったらぜひ行ってみてほしい歴史の足跡やグルメなど、おすすめの観光スポットを紹介します。

平和公園・平和祈念像

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長崎のシンボルとも言える公園です。1945年8月9日に米軍によって投下された原子爆弾による傷跡を残し、永遠の平和を祈るために設立されました。

園内には被爆当時の地層や浦上天主堂の遺壁がそのまま現存されており、戦争の凄惨さを今なお私たちの心に刻み、伝えるものとなっています。遺跡地からさらに奥へと進むと、緑と泉に囲まれた広場へと出ることができ、天に向かって指を差す「平和祈念像」を見ることができます。このほか、資料館やスポーツ施設など、戦争の悼みだけではなく、広く文化と平和を尊ぶ願いが込められた公園となっています。

JR長崎駅に着くひとつ前の駅「浦上駅」で、路面電車に乗り換えて行ってみましょう。

稲佐山

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JR長崎駅にたどり着き、西側に見えるのが稲佐山(いなさやま)です。

標高はわずか333mながらも市街地や長崎港が見渡すことができ、北海道・函館山と神戸市・摩耶山とともに「日本三大夜景」と称される夜景の名所として知られています。さらに2012年には香港・モナコと共に「世界新三大夜景」にも選出されました。

稲佐山の頂上から見渡せるのは、橙色に輝く港と市街地の光。そして一面にひろがる空の広がりは想像を絶する眺望です!その展望台にたどり着くまでに道を照らす光もまた綺麗です。

長崎駅から徒歩で約20分、または市営バスで約7分とアクセス良好。ホテルによってはロープウェー前まで送迎サービスが用意している施設もあります。ぜひとも訪ねてみてください!

新地中華街

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長崎駅から路面電車を使って南東へ15分ほど。たどり着くのはカサブランカ ゲストハウスからほど近い「新地中華街」です。

出島での貿易をきっかけに1859年ごろから華僑のまちが築かれ、神奈川県・横浜や兵庫県・神戸に並ぶ三大中華街として長崎の地に根付きました。域内の資材は福州市から取り寄せられており、建築も職人の手でそのまま再現されており、中国の雰囲気そのままです。

2月前後に開かれるランタンフェスティバルや旧正月、9月下旬にある中秋節など、中華街独自の祭典は目玉のひとつ。この時期はまた格別に、華やかに街中が彩られます。

この中華街からさらに東へ行くと、これまた観光地で有名な眼鏡橋や坂本龍馬が立ちあげた亀山社中跡など文化と歴史を感じるエリアです。

大浦天主堂

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中華街から南へ1km、国内でもっとも古くからあるキリスト教の建造物「大浦天主堂」があります。1865年に建てられ、2018年には世界遺産のひとつとして認定された重要な場所です。

長崎の地域には、江戸幕府の禁教令による厳しい弾圧のなかで約250年にもわたって信仰を守り通した経緯があります。教会内には「マリア観音」という仏像に似せたものが残されており、当時の社会背景をいまに伝えています。

そんな大浦天主堂の周辺には、風光明媚で文化的な場所がいくつもあります。外国人教師が住んだ邸宅や庭を観光地として残した「グラバー園」や、儒教と中国文化を伝える「長崎孔子廟・中国歴史博物館」など、さまざまな文化背景がうかがえるエリアです。

中華料理 四海楼

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大浦天主堂のほど近くにある、食事処についても紹介しましょう。長崎ちゃんぽんや皿うどんの発祥として知られる中華料理店「四海楼(しかいろう)」です。

専用ビルの5階にレストランがあり、この場所から見える風景は長崎の港がよく見渡せます。そして肝心の長崎ちゃんぽんの味も、アッサリとしたスープと細く丹念に刻まれた野菜や卵、そしてしっかり味の絡んだ中太の中華めんが美味しいのです!

この四海楼は、もともと華僑の料理人であった陳(ちん)家の方が当時、中国本土から留学した学生に向けて栄養満点でお腹がふくれるメニューを考案したことにはじまりました。“医食同源“の理念と、当時の生活を支えてあげたい思いが、ちゃんぽん一杯に込められたのです。

この風光明媚な場所と100年以上にわたって受け継がれた味を求めて、足を運ぶ人は絶えません。ちゃんぽんの起源として訪ねていただきたいお店です。

あとがき

まとめると…

  1. 長崎市はアクセス方法も多く、丘に囲まれたコンパクトな街
  2. 世界遺産に認定されるなど、多様な文化に触れられる
  3. 食から歴史、風景まで多くの楽しみ方がある!

そんな長崎市は市街でのアクセスもしやすく、国内や海外からも多くの方々が足を運ぶことから、サードプレイスや地方起業の候補としても挙げられます。また、長崎県全体に目を向けると五島列島など魅力的な地域のある件です。ぜひ長崎県・長崎市に足を運んでみてはいかがでしょうか?

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