2020年1月25日
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しまなみ海道にある主要な6つの島を徹底解説!あなたはどの島に行きたい?

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みなさんこんにちは!ワーケイターズ運営事務局です。

今回は、ワーケイターズでも人気のワーケーション先、『国産ライム栽培プロジェクト』『新しいアスリート補給食の開発プロジェクト』のある、愛媛県から広島県に広がる「しまなみ海道」をご紹介します。

しまなみ海道は日本最大にして最長の連絡橋です。世界中から多くのサイクリストがこの地をめざしてやってきては、橋上から広がる景観と風を切る体験をしています。

愛媛県今治市と広島県尾道市を結ぶ、しまなみ海道。この記事では、しまなみ海道で訪れる主要な島6つと、それぞれの島で訪れたい観光スポットをまとめました。すべての場所を紹介できるわけではありませんが、ぜひ旅の参考としていただけると嬉しいです。

では、四国方面の今治市からスタートしましょう!

①大島

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今治方面から「来島海峡大橋」を通り、最初に入るのが大島(おおしま)です。しまなみ海道サイクリングで“最もキツイ島”とも言われており、 延べ4kmにもわたる大橋渡りと峠越えが待ち構えています。

しかしこの地から望む瀬戸内の姿は、まさに壮観!標高307mの山頂にある「亀老山展望公園」から、大橋やこの橋に連なる瀬戸内の島々が広がる、大パノラマを見渡せます。有数の建築家・隈研吾が設計したことでも知られています。

また、時間があれば大島のすぐ近く「能島」へと渡ってみれば、戦国時代に瀬戸内で勢力を持った村上水軍が乗りこなした“潮流体験”も可能です。

②伯方島(&見近島)

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大橋を渡ってたどり着くのが小さな無人島・見近島(みちかじま)と、広々とした伯方島(はかたじま)です。

見近島はかつて 水軍で名を馳せた村上氏の拠点 でした。キャンプ地としても活用されており、この島を宿泊地として活用する方もいるようです。

伯方島は柑橘の栽培だけはなく、クルマエビ養殖・造船業・製塩業で知られる島です。かの「伯方の塩」というブランド名の由来となった地名です。桜の名所として知られる「開山」やこの地の歴史が記された「伯方歴史文化公園」、そして「しまなみ道の駅 伯方S・Cパーク」で塩ラーメンや、甘さ際立つ塩ソフトクリームをいただいてみましょう。

③大三島

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伯方島から橋をわたってすぐに着くのは大三島(おおみしま)。ここまでが愛媛県となり、県最大の離島です。

大山祇神社(おおやまづみ・じんじゃ)という全国各地に点在する山祇神社の総本山となっています。そのため “神の島”として丁重に扱われています。

先述の神社をはじめに、島出身の芸術家である「村上三島(むらかみ さんとう)記念館」や「大三島美術館」など歴史と文化が香るエリアです。

また、この島から出るフェリーを使って、ミカンや展望台で有名な岡村島(今治市)や、文化財や教育で注目の大崎上島、“うさぎ島”で知られる大久野島へと渡ることも可能です。

④生口島(&高根島)

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続いては生口島(いぐちじま)と高根島(こうねじま)です。ここから広島県・尾道市に入ります。

生口島は、伝統的な産業としてタコ漁業やレモン・ハッサクなどの柑橘系栽培で発展。浄土真宗の寺院「耕三寺」やアートプロジェクト「島ごと美術館」などの文化・芸術にも篤いところです。また、日本屈指の洋画家である平山郁夫の出身地でもあります。

高根島は、伝統的に温州ミカンの一大産地として東京圏・関西圏で名を広めました。高根厳島神社や八幡神社に加えて、宇賀神・愛宕神社などの神道、そのほか33年に一度開帳される瀧山観音堂など、古くからの宗教信仰が残る島でもあります。

⑤因島

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5番目に入るのが因島(いんのしま)です。この島で日本由来のミカンとも言われる「ハッサク」や文旦の一種である「安政柑(あんせいかん)」が誕生しました。

有名な観光地は、島北部の白滝山です。標高227mの山頂から参道には多くの石仏が立ち並んでいます。これは、この地に残る “一観教”という仏教や神道・キリスト教が融合した宗教のなごり と言われています。

このほか自然の広がる島内には「因島フラワーセンター」「しまなみビーチ」「福山大学マリンバイオセンター」といった多様な自然を満喫できます。

⑥向島

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ゴールである尾道の前に控える最後の島が、向島(むかいじま)です。尾道が眼前に控えるため、大橋だけでなく3つの渡船による連絡網も整備されています。

クラシックな装いのラムネなどが味わえる「後藤鉱泉所」や創業100年を超える「住田製パン所」など古くから続く店舗から、家屋や庭を利用したカフェや食堂など様々な店舗もあり、新旧がうまく調和したエリア です。

ほか「向島らんセンター」や天然温泉のある「尾道みなと館」など実に多様な楽しみ方ができます。

あとがき

いかがだったでしょうか?しまなみ海道は主要な6島を順々に渡ることはもちろんのこと、連絡船を使って離島へと渡ってみても楽しいエリアです。この島々を渡る経験はきっと贅沢なものでしょう。

そんな瀬戸内の気候を活用して、ワーケイターズではミネラルに満ちたライム植生プロジェクトや、ツーリストの食と健康をサポートする補給食プロジェクトを紹介しています。

瀬戸内の気候を身体でいっぱい感じるとともに、ぜひ食の方面でも注目してみてください!

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