みなさんこんにちは!ワーケイターズ運営事務局です。
今回は、ワーケーションの候補地として「島根県」を選ばれた方に向けて、日本有数の良港のある浜田市周辺の情報をお届けします。
しまね海洋館アクアス(浜田地区)

まずは中心部のJR浜田駅の浜田エリア!から東へ3駅、「JR波子駅」からほど近い『しまね海洋館アクアス』を紹介します。
中国・四国地方で最大の水族館 として、約500種類の生物を展示、1,000トンの大型水槽で雄大に泳ぐ姿を見ることができます。
目玉は西日本で唯一観覧できる「シロイルカ」です。口に含んだ空気によって輪っかを吹き出すバブルリングが見どころ。大手携帯電話のCMに出演したことでも知られています。また、ゲーム機器・ニンテンドーDSを持っていくと水族館独自のゲームができるなど、オリジナリティある展示にも取り組んでいます。
浜田地区は、海に面した 政治・経済の中心地 として、そして 文化の残る地域 として「浜田城跡」や「道の駅 ゆうひパーク浜田」など、さまざまな観光情報が集められます。
しまね海洋館アクアス
- 所在地:〒697-0004 島根県浜田市久代町1117−2
- 開場時間:9:00~17:00(火曜日定休)
美又温泉(金城エリア)

つづいて浜田エリアから南東へ、金城(かなぎ)エリアの美又温泉(みまたおんせん)。泉質日本一と謳われ、ぬるぬる・とろとろの源泉は“美人・美肌の湯”として名に負う、秘湯です。
1864年にサルが湯治をする姿から源泉が発見されました。水中のイオン濃度(pH)は9.8pHを記録し、強アルカリ性の泉質が、お肌に浸透しうるおいを与えるとされています。小さくて落ち着いた雰囲気の温泉宿では、きっと身も心も休まることでしょう。
このほか、温泉・カフェの総合施設に石見神楽にまつわる製作所のある「リフレパークきんたの里」や、地域特産のイチゴ・ブドウを口にできる観光農園「きんた農園ベリーネ」に注目です。
美又温泉 情報
- 所在地:〒697-0301 島根県浜田市金城町追原
- JR浜田駅より車で約20分 (地図)
都川の棚田(旭エリア)

つぎに紹介するのは金城エリアの右隣、山地がひろがる旭エリアの「都川(つがわ)の棚田」です。“日本の棚田100選”に認定されたこの地は、1800年ごろに鳥取藩士によって地形に適した水田に整備されたのが由来とされています。
都川はもとより傾斜地が多いため、稲作を行いやすいように石積の技術を応用し、幾重にも石垣が連なるような形状の田んぼができあがりました。 石同士が強く組み合わさっているために水害にも強く 、現在に至るまで伝統と歴史を今に伝える重要な役割を果たしています。
このほか島根県特産の果実「赤梨」や、柔らかな泉質を持ち周辺では蛍も棲む「旭温泉」、広島県との県境にある「アサヒテングストンスキー場」に注目です。
都川の棚田 詳細情報
松ケ谷渓谷(弥栄エリア)

4番目は浜田駅の南部へと進み、弥栄エリアに位置する「松ケ谷渓谷」です。比較的建物の数も少なくなるこの地域では、 春から秋にかけて様々な自然の姿 を見ることができます。
5つの滝と起伏にとんだ山々による色鮮やかな紅葉がひろがる隠れた人気スポットです。また、この松ケ谷に至る前に位置する「野坂集落の桜ロード」や「長安八幡宮の杉並木」は、自然からエネルギーを分けてもらえるような自然に囲まれています。
松ケ谷渓谷
- 〒697-1212 島根県浜田市弥栄町三里(地図)
石州和紙会館(三隅エリア)

最後に山口県にほど近く、自然環境が多く残る三隅エリアの「石州和紙会館」をご紹介します。
西暦710年ごろ、詩人・柿本人麻呂が紙すきの技術を伝えてから地場産業として残り、江戸時代には幕府から専売制の許可を得たことで石州和紙は 浜田藩にとって重要な商材 となりました。この文化を継承するために1969年に重要無形文化財として指定され、歴史や技術・和紙漉きの体験を通して古くから続くモノ作りの重要性を今に伝えているのです。
また、三隅出身の日本画家・石本正にまつわる「石正美術館」もまた、文化の街・浜田を印象付けるスポットです。
石州和紙会館
- 〒699-3225 島根県浜田市三隅町古市場(地図)
あとがき
いかがだったでしょうか?島根県は松江市や出雲市といった古からの名所はもちろんのこと、浜田市もまた古くからの景色や歴史の跡が残る、文化的なまちです。そんな浜田市では海洋資源や郷土資料・生活名どが結びつけて価値を残すことはたいへん重要だと感じております。
ぜひとも、浜田市で根付いて残り続けた文化・産業の足跡を後世に伝えていきましょう!