2020年7月23日
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アワビ種苗生産・陸上養殖をサポートしたい!

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募集
こんな方におすすめです
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次世代漁業に興味あり!
研究開発からお客様への営業まで、幅広く募集しています。

・企業への提案
・研究サポート ほか
triven

このプロジェクトでは、養殖業者が望む性質の稚魚を確保できるよう、施設設計からアワビの種苗生産・陸上養殖のノウハウを提供する事業の開発を行います。

取り組みの背景

最近注目されている陸上養殖では、真鯛など少数の魚種に限り大学や民間企業が育種での種苗生産を行っています。しかしアワビなど他の魚種は、ほとんど民間で種苗生産をしておらず、県の水産試験場では税金で放流用種苗を生産しており、普通は養殖業者は購入出来ません。

放流用は、できるだけ沢山の親を毎年入れ替えながら使い、色々な組合せで受精させ、成長性だけを気にするのでなく高水温に強い、低水温に強い、飢餓に強い、隠れるのが上手など、見た目で分かりませんが、様々な能力を持った種苗ができるよう遺伝子の多様性に配慮して、絶滅を防ぐためワザとバラけたものを生産しています。

養殖業者が望む、できるだけ早く均一に成長する種苗生産とは、生産方針が真逆です。しかし、養殖業者はそういう事を知らないため、苦労して放流用種苗の余ったものを頼み込んで購入していますが、養殖用に育種されたものではないので成長が遅かったり、水槽飼育のストレスに弱かったりして死んでしまい失敗しています。

チャレンジャー

Company:

Challenger:西浜 優 さん

Place:愛媛県松山市

プロジェクトについて

現在、天然魚類の漁獲量は右肩下がりと言われています。また、漁師の高齢化の問題もあるため、危険な海上での作業を安全な陸上で行い、天然資源の足りない所は養殖で賄う事が求められています。

チャレンジャーより一言

初めは地元で海士をしているときに、自分の漁場に水産試験場から購入したアワビの稚貝を放流していましたが、購入費用がもったいないのと、もっと大量に放流したかったため、クロアワビ種苗生産を学びました。

閉鎖循環陸上養殖のベンチャー企業に誘って頂き、NEDO事業で主任技術者として閉鎖循施設建設やエゾアワビ種苗生産を経験しました。その後、漁協の種苗センターでセンター長の時に老朽化した、かけ流し施設の改修も経験し、マダカアワビやメガイアワビなども含め全種類のアワビ種苗生産を行いました。

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