2020年11月9日、この日、もう一つの企業がワーケーションにチャレンジするため、愛媛県今治市を訪れていました。
プロジェクトオーナーであり、受け入れ先となったのは株式会社瀬戸内しまなみリーディングさん。「しまなみ地域の魅力をより多くの人に伝え、訪問者を増やし、地域全体を元気にして、ともに発展すること」を使命として、様々な観光事業に取り組んでいる企業です。
今回対象となるプロジェクトはこちら
本日は、その様子をレポートします!舞台は、しまなみ海道の真ん中に浮かぶ島「大三島」です。
大三島自慢の海鮮丼で腹ごしらえ
お昼時の集合となったため、軽く挨拶をした後に早速街の人気店『大漁』でランチ。新鮮なお魚がたっぷり乗った海鮮丼に、サイドメニューもついつい頼みすぎてしまいました。それにしても安い!
パワースポット・大山祇神社を散策
さて、まず一行が向かうのは、なんと言っても島の最大の観光スポット・大山祇神社です。「一生に一度の願いは三年続けてお参りすれば、どんな願いもかなえてくれるの野沢の山の神様」として古くから信仰の対象となってきました。
樹齢2600年と言われている大山祇神社の楠群は、日本最古の原始林社叢の楠群として国の天然記念物に指定されています。社伝によると、大山積大神の子孫小千命(おちのみこ)が神代に祖神を鎮祭申し上げた記念に手植えされた御神木だそうです。
戦国時代、18歳という若さで水軍を率いて周防国(山口県)の大内氏と何度も戦い、瀬戸内海に浮かぶ故郷・大三島を守り抜いた「大祝鶴姫」の像を見つけました。日本で唯一現存する女性用の鎧という意見もある「紺糸裾素懸威胴丸」、それを実際に着用して戦ったといわれている女武将です。「瀬戸内のジャンヌダルク」とも呼ばれています。
美術館も多い
大三島には、なんと5つもの美術館があります。
- 大三島美術館(日本画を多く収蔵)
- 大山祇神社宝物館(国宝の鎧、刀など武具甲冑)
- ところミュージアム(現代を代表する彫刻)
- 伊東豊雄建築ミュージアム(日本初の建築ミュージアム)
- 岩田健母と子のミュージアム(彫刻と島の自然の融合)
そのほか、ジャンルにとらわれないユニークな企画展や、異分野とコラボレーションしたワークショップも開催されています。
明治時代から残る小学校をリノベーションした宿泊施設へ
浜辺の木造校舎を、外観の雰囲気を残したまま宿泊施設にリニューアルした『大三島ふるさと憩の家』。木枠のガラス戸や長い板張り廊下には素朴で懐かしい雰囲気が漂います。前面の美しい白砂の浜に素足のまま飛び出せば、瀬戸内リゾート気分満喫です。潮風の中で味わう海鮮バーベキューは格別美味です。
そのほかにも、様々なスポットをぐるっと一周余す所なくめぐり、地域の方々との交流を図った一日となりました。地域の資源に触れ、今後これらを活用してどんなことに取り組めるだろうか、プロジェクトはこれから少しずつ進んでいきます!ぜひ、興味がある方はお気軽にご参加ください!